害獣対策 わな通知機を製作しました
わな通知機にご興味のある方必見です!わなの見張り番は畑(自然薯)の守り神
IoTプラットフォームを活用した「わな通知機」を自製作しました。仕掛けたわなに猪や鹿がかかると通知機が作動しメールやSNS(LINE等) へ送信するシステムです。この通知機の設置により、毎日わなの見回りに行かずに済みます。
このシステムIFTTT(IF This Then Thatの頭文字:イフト)は「もし、これをしたら、あれをする」といった意味合いで、その名の通りあるツールで特定の動作をしたときに別のツールで付随した動作を自動的に行えるのがIFTTTの機能です。これはIoT(Internet of Thingsの頭文字:アイオーティ)の仕組みを利用した通信システムで、インターネット経由でセンサーと通信機能を持ったモノ達、例えばドアが「今、開いているよ」工場内の機械が「調子が悪いよ。故障しそうだよ」「植物が「水が欲しいよ。」猫の首輪が「今トイレにいるよ」等とつぶやき始めるのです。これらの情報をインターネットを介し様々な場所で効率的につなぐための「プラットフォーム(土台)」のことです。
昨今、温度センサーや湿度センサー、加速度センサー、カメラやマイクなど、様々な種類のハードウェア・デバイスを利用します。また利用する通信(LTE、BLE、LoRa等)も多岐にわたるため、それらとスムーズかつ柔軟に接統できることが現代のIoTプラットフォームには求められており、ITの最先端技術を駆使して進化をし続けています。
しかし、通常このシステムを導入するには大手キャリア回線を使用し、大型な機材が必要になります。初期費用とランニングコストで少なくとも1台/機に付き年間20万〜30万円かかると言われています。
難しいと思われましたが、当農園で仕組みついて調査したところ実はものすごく単純あることが分かりました。「わなに通知機を設置」☞「猪鹿が掛かりゲートが閉まった」☞「通知機スイッチON送信」☞「IFTTT変換で、メール/SNS:LINE受信 」となります。
必要機材は「ONスイッチ」と「通知機」で、調べによるとこれらが安価て販売されていることが分かりました。キャリアに惑わされていましたが、通知機とIoT通信プラットフォームを提供している会社があり、中でも「soracom」の通知機がSIM内蔵の通知機(遠隔で電話番号などの情報を書き込め「eSIM」と呼ばれています。SIMカードを使用しないため、盗難による不正使用防止に繋がります)で、コンパクトでしたので、「SORACOM LTE-M Button Plus」を購入しました。
スイッチは様々な接点を活かした応用で活用の幅を広げられる優れもので、わなに使用する場合は逃走したことも感知できるよう振動で感知するセンサーモジュールを別購入しました。
大幅にコストダウンが図れました。SNSはLINEを使用することで狩猟仲間との連携及び通信費削減もできるので、子機を増やすことが可能となりました。
テストでスイッチONしてみましたところ予め入力していたコメントがLINE受信できました。近日中に取付けします。
材料費は約8,500円で、通信料は月額約100円です(毎年更新料200円が必要)初期費用(参考価格)
SORACOM LTE-M Button Plus 7,380
材料費合計 8,481
わな通知機にご興味のある方必見です☟
参考にしたURL☞wana_tsu-6.pdf (maff.go.jp)