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栽培方法
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01. 「自然薯栽培の考え方」

我が子を育てるという志しで、

自然薯の栽培に取り組んでいます。

畑では、自然薯がストレス無く生長できるよう

自生している野山に近い環境を整えています。

天候や病害虫に対応するため、栽培管理を徹底し、

早期に対応することにより、農薬は最小限の使用に留めています。

02. 「催芽」種イモのカット~消毒

切イモ用には1本400ℊ以上のものを使用します。
カットする部位により、芽生えの時期が違います。
成長スピードは、上根元→中→下先となりますので、部位毎に仕分けてください。
50g~60gのサイズにカットします。
成長にばらつきが出るので,重量は統一してください。
ティービック水和剤を水に50倍で薄め、約2秒間浸漬して消毒します。
切り口に消石灰を薄く付けてください。

03. 催芽(さいが)とは

畑に種イモを植付ける前に、人為的に発芽させることです。
★種イモの各部位を仕分けるので、芽生えの時期を均一にできます。
★発芽した種イモを植え付けるので、苗腐れしにくく生長効率が良くなります。
★発芽位置と根を目視できるので、栽培資材(パイプ/波板等)に新生イモの誘引が容易となります。
※催芽を行わずに植付けした場合は、収穫不良の原因となります。
    • ・温度調整ができないので、発芽遅延やイモ腐りしやすくなります。
    • ・発芽位置が確認できないので、栽培資材(パイプ/波板等)から外れ、収穫不能となる可能性があります。
    • ・発芽位置が確認できないので、栽培資材(パイプ/波板等)から外れ、収穫不能となる可能性があります。

 

温度調整:30℃(育苗ケース/ビニールハウス等)
※地温25℃を目安にします。
催芽時期:3月~4月中旬
催芽期間:40日~60日程度
植付け時期:畑の地温平均12℃程度が適期(4月中旬~5月末頃)

04. 「催芽」 種イモの天日干し~苗育成棚セッティング~催芽

腐敗防止のため、天日干します。
深さ8~10㎝で、底に水抜け用の穴が開いている容器を使用します。
市販の育苗パッドが理想的です。水抜けしないと腐敗の原因となります。
資材は適度の保水性と通気性のあるバーミキュライト/ピートモス/砂など入手しやすいものを使用します。
栄養分の無い資材を選びましょう。
資材が湿る程度にかん水します。※写真はオガクズ
当農園では稲育苗棚に設置し、ビニールハウスで温度調整をして管理しています。
※地温25℃を保てる環境を確保できれば催芽場所は問いません。
発芽には40日~60日の期間を要します。
資材が乾燥しないよう,適時かん水しましょう。
芽の生長が10㎝~20㎝に伸びたら植付け時です。
芽が数本ある場合は、育ちの良い芽を1つ残し後はかきとります。
※畑の地温は12℃以上が望ましいです。平坦地で4月中旬~5月末頃

05. 「栽培資材」白波板/川砂入れ白波板に川砂入れ~ビニールチューブセット

当農園では畜産用白波板を丸ノコでカットし自社製作しています。
2,730㎜(9尺)×720㎜から 10枚カットできます。
白波板に1列毎400gの川砂を均等に慣らしながら計800g入れる
赤土でも構いません。
※栄養分があると生長が著しく悪くなります。
白波板にビニールチューブを通します
※畑からの養分や水分の侵入を防ぐためと,自然薯は伸長力が強いのでビニールチューブを突き破り白波板の中で成長します。根は侵入できず地表下10㎝前後に伸長します。

06. 「圃場(畑)資材セッティング」 ~作付け白波板設置~切イモ~堆肥/肥料~土寄せ

畑を耕運します。
当農園ではネギ用管理機で溝掘りをします。
深さ約30㎝×幅約25㎝
白波板を溝の横に
10枚毎に並べます。
事前に行うと設置の効率が上がります。
白波板の設置角度を10~15度に合わせ,棒を置いて均一に斜面をつくります。
T字の器具で25㎝間隔に波板を設置し5㎝程度土を掛け波板を重ねます。
※設置後,波板の上に乗り圧力をかけると引き締まった自然薯ができます。
堆肥を畝間に撒きます。
当農園は主に馬糞堆肥をを使用しています。
切イモの根は外側に設置します。
※根が畝間の肥料を効率よく吸収できます。自然薯は伸長力が強いので、ビニールチューブを突き破り白波板の中で成長します。根は侵入できず地表下10㎝前後に伸長します。
クワで軽く土寄せします。
※切イモの倒れ防止
畝の両端に肥料を撒きます。
当農園では燻炭/ぼかし/発酵鶏糞/化成肥料ロング140日を使用
10a:チッソ28kg/
リン25㎏/カリ28kg
管理機で土寄せします。
※チッソの入れすぎは香りや粘りを損ないます。

07. 「マルチ掛け」 ~蔓伸長用ネット設置(横方向)マルチ掛け~パイプ打込~エクセル線通し~ネット張り

畝を覆い被すように白マルチを掛けテープで止めます。
※白マルチは地面の温度上昇を押せえる効果があります。
根は深さ5~10cmの地表近くを横に広がって生育するので、高温による生理障害の予防と湿害による変形を防ぎます。

暴風対策として,マルチ押さえを差し込み
ポリベル(紐)を通して固定します。
単管パイプを埋め込み,蔓伸ばし用ネットの支えをします。
1つのネットで、2畝分張ります。
ネットの両端/真ん中の3か所にエクセル線を通す
真ん中のエクセル線を結束線で支えます。
両端のエクセル線をS字に曲げた番線で支えます。
セッティング完了です。
※蔓を立てに伸ばす方法もありますが、蔓を地面近くの横に伸ばす方が、地温上昇を防ぐことができます。
台風の影響も受けにくいです。難点はネットを外すまで「むかご」の収穫ができないことです。

08. 「防虫ハウス むかご苗づくり」

当農園では害虫(特にアブラムシ)の侵入を防御するため、目合い0.6㎜の防虫ネットを張ったハウスで栽培しています。

09. 「防虫ハウス」むかご苗(蔓伸長縦方向)むかご催芽~波板設置~縦方向蔓成長具合~マルチ張り

「むかご」は発芽点が出るまで常温で放置します。
※芽を3㎝~5㎝催芽させると植えてから生長が早いです。
※「むかご」1粒の重さは、0.5g以上を使用します。
「ふるい」(8㎜以上の網目)で大まかな選別ができます。
波板を10~15度の角度で設置し、5㎝程度の土を盛り
T字の器具で25㎝間隔に波板を重ねていきます。
波板の溝に「むかご」を撒きます。
「むかご」は小さく乾燥しやすいので、適時かん水が必要です。
「むかご」は乾燥に弱いです。特に梅雨前の根が張るまでは適時、かん水が必要です。

10. 「防虫ハウス」害獣対策電気柵害獣「猪・鹿」対策のため電気柵を設置

この畑は丹沢大山の麓で、猪や鹿の住処となっているため、電気柵を設け万全の防御体制を整えています。

11. 「1本種イモ」(むかご1年間栽培)植え

発芽点を波板に載せます。
1年イモ種は約10倍に生長するので,40g以上を使用するのが望ましいです。
先端の白い部分が発芽点です。発芽点が出るまで常温で放置します。
※芽を3㎝~5㎝催芽させると植えてから生長が早いです。
種イモが隠れる位に手で土寄せします。
保管管理場所の地温が25℃あれば数日で発芽します。
畑の地温が12℃以上で上記のように発芽していれば植付けしても育ちますが、確実に生長させるためには催芽するのが望ましいです。
今後、自然薯家としても「1本種イモ」を主体としていきたいと考えています。
※40g以下の場合は自力で育つ養分を十分に備えていないため、根の伸長が遅いので梅雨まで乾燥が続くようであれば、かん水が必要(空梅雨も含む)です。
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