自然薯はレジスタントスターチを多く含んだハイレジ食品のスーパーフード!
自然薯はレジスタントスターチを多く含んだハイレジ食品のスーパーフード!
昨今、よく耳にする「ハイレジ食品」
ハイレジとはハイレジスタントスターチの省略で、レジスタントスターチを多く含む食材、食品のことです。
今、「ハイレジ」ブームが巻き起こり始めています。
レジスタントスターチは第3の食物繊維と呼ばれる〝デンプン”のことです。
NHK「ガッテン!」や「あさイチ」でも紹介された注目の成分「レジスタントスターチ」とは、日本語にすると“難消化性デンプン”のことで、米類や豆類/イモ類などデンプンを含む多くの食材に含まれています。
デンプンはダイエットの敵と思われがちですが、デンプンの中には消化・吸収されずに食物繊維と同じ効果をもたらす成分があることが分かってきました。難消化性デンプンは消化されない(レジスタント)デンプン(スターチ)の意味で、小腸で消化されずに大腸まで届いて食物繊維と同じような働きをしてくれます。
レジスタントスターチには4つの効果があると言われています。
- 血糖値の上昇抑制
- 便通の改善
- 美肌などのアンチエイジング効果
- 体重増加の抑制(脂肪減少)
レジスタントスターチを多く含む食品は「ハイレジ食品」と呼ばれています。
ハイレジ食品の中で更に「スーパーフード」が今注目を集めています。スーパーフードとは、栄養バランスと栄養価が高い食品で、一部の栄養素や健康成分が突出して含有量の多い食品のことです。食品とサプリメントの中間と言われ、料理の食材と健康食品としての役割を兼ね揃えています。
NHK「ガッテン!」や「あさイチ」で注目したのは「長芋」でした。レジスタントスターチは加熱すると減少し、調理後冷やすと増加すると言われています。その点、長芋は生で食べられるので、効率的にレジスタントスターチを摂取できるからです
食物繊維の摂取基準は、男性が1日20グラム以上、女性が18グラム以上(いずれも18~69歳まで)と言われています。
レジスタントスターチは、100グラムあたり「ごはん」には0.1g「さつまいも」には1.1g「長いも」には5.8g含まれており圧倒的に多いのです。
更に、山芋の中で最もレジスタントスターチ含有量が多いのは自然薯です。
長芋の約3倍とも言われています。“生”で食べるのがポイントです。
レジスタントスターチは、加熱すると減少してしまいます。
また、すりおろしても減るので“カット”や“角切り”にして食べるのがおすすめです。